2015年08月19日

三味線にかけた熱い青春漫画!『ましろの音』

津軽三味線。
一度耳にしたら離れ難い
あの猛々しくも繊細な音を操る高校生、雪(セツ)。

どこまでもまとわりつく祖父が残した栄光。
上京した雪が
背負っている伝統を今後どう活かすのか。

そして彼が進む未来は・・・

読んでいるだけで、三味線の音が耳に響いて離れない。
どんどん引き込まれるストーリーと
魅力的な雪を取り巻く登場人物。

様々なキャラクターが織り成す三味線の音を
是非生で聴いてみたい!
読者なら必ず思うだろう。

作者は以前少女漫画でデビューした羅川真里茂。
代表作は『赤ちゃんと僕』等。
彼女の描く作品は人物、話共に毎回魅力的で
高校生がモデルの作品も過去に幾つかあるが
今回は青年誌で描かれているという事にも興味が湧く。


話は終わっていない。彼の人生はこれから開かれる。

今後の雪と彼の三味線の音に
まだまだ酔いしれることができそうだ。



Posted by いやみ~まんが at 00:30│Comments(0)
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